ENVIRONMENTAL
FRIENDLINESS

廃材リサイクルを
業界の“あたりまえ”に
「廃材をリサイクルすることは、新たな資源をつくること」
わたしたちは、廃棄物処理の仕事をこのようにとらえ、長年にわたりリフォームの現場から環境問題に向き合ってきました。リフォーム工事と廃棄物は切っても切れない関係だからこそ、廃材リサイクルを業界のあたりまえにしたい。その輪を広げていきたい。これからも業界に先駆けて、持続可能な社会に向けた活動に取り組んでいきたいと考えています。

SSC FOR SDGs
SSCでは、「持続可能な社会の実現」に積極的に取り組むために、社内外にSDGsの取り組みを発信し、会社が関わるあらゆる社会的な側面において、SDGsの考え方を取り入れ、日常的に「持続可能な社会の実現」のために努力しています。
自社収集の徹底
廃材を自社収集し細かく分別することが、循環型社会への第一歩だと考えています。

自社収集率 100%を達成

SSCでは、サンリフォームグループで受注する工事の廃材100%を自社収集しています。リフォーム業界ではまだ浸透しているとは言えない、自社収集による分別とリサイクルに、早い段階から全社で責任を持って取り組んでいます。
より細かく丁寧な分別は、
自社収集だからこそ

現場で収集した廃材は、その場でプラスチック、発泡スチロール、金属、木くずなどに分別。その後倉庫に持ち帰り、さらに細かく分別します。養生剤やプラスチックベニヤは社内の粉砕機で粉々にして、また発泡スチロールは社内の減容機で固形状にして、それぞれリサイクル資源として売却。自社収集だからこそより丁寧に分別でき、リサイクル率がぐんとアップします。

マンションリフォームにおける廃材のあれこれ
廃材は1件につき
トラック7〜9台分
1件のマンションリフォームで出る廃材の量は、解体時に2tトラックでおよそ5〜6台分、工事中にもおよそ2〜3台分。合計するとおよそ7〜9台分の廃材が排出されます。廃材は大きいものから、細かいものまでさまざま。工程を通してタイミングを図りながら4〜5回に分けて収集を行います。
廃材の種類は
およそ30種類
リフォーム工事の廃材には、木くずや金属、プラスチック、発泡スチロール、石膏ボードや紙類、蛍光管など、さまざまな種類があります。木くずや紙類は大きさごとに分別、金属類は、鉄、ステンレス、アルミニウム、銅、真ちゅうなどの素材ごとに分別するなど、全体で約30種類にもなります。
廃材はこんなものに再生されます
プラスチック材
廃プラスチックの多くは、有害物質を出さないしくみを持つ施設で焼却されたり、固形燃料に変えられたりして、熱エネルギーとして使われます。他にも、プラスチック製品に再生されたり、繊維製品や肥料に加工されるものもあります。
木 材
廃木材は、そのまま木材として再利用されたり、燃料として工場や公共施設、農園芸ハウスなどの熱源に使われたりします。木材燃料は、CO2排出量が少ないバイオマスエネルギーとして近年注目されています。他にも、細かく粉砕されてボード(板)に加工されたり、紙の原料になったりもします。
石膏ボード
内壁や天井の内装材として使われている石膏ボードは、細かく粉砕されて再生石膏となります。その後、再び石膏ボードに加工されたり、セメントの原料に加工されたりします。
紙 類
段ボールはリサイクルされると、段ボール箱や封筒、紙筒などに生まれ変わります。資源循環型の製品で、100%リサイクルが可能です。
心配りの行き届いた作業を徹底
作業中は「住人さまファースト」を徹底。作業後は「作業前よりも美しく」を合言葉に、作業に使用した場所を丁寧に清掃。すべてのスタッフが、サンリフォームグループの一員として“品性”と“質”にこだわった収集作業を行っています。